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12月

う〜ん、今年は何だか、いろいろムズムズするような1年でした。
いつか振り返れば、何らかのポイントとなる1年になるような気はするのですが、今はそんな感じです。
いろいろあって、大変で、じゃぁそこで何ができたかと言うことで、それが試されていたのではないかと思います。
その結果は、5年10年後にでも振り返るとしましょう。



11月

一所懸命、仕事を動かそうと何やらかんらやらやっていても、なかなかうまくは行きません。
でも、一本の電話やメールで突然仕事が始まることもあります。というより、こっちの方が多いような気がします。
とは言え、くじ引きが当るようにラッキーでご指名が来るわけではありません。
自分ではよくわかりませんが、あの時のあの行動や、あの出会いが、この電話につながるわけです。 なので、具体的に何をどうすればいいのかは今でもわかりません。とにかく、日々常に見られてるということですね。



10月

東京オリンピックです。
決まるまでは、たいして盛り上がっていませんでしたけれど、決まると盛り上がり始めましたね。
さて、これが建築界にどういう影響を与えるのでしょうか。
景気が良くなるとも言われていますが、それは一部の大手企業のこと。それよりも、それに伴う工事費UPの方が、我々のような隙間建築家には影響ありそうです。
隙間建築家と言うのは、とても条件が悪くて、誰も手を出さないような物件を、知恵と手間をかけて価値を生み出すような仕事をしている建築家のことを自分で言っています。
世間的にそういう言葉があるわけではありません。
え〜っ、話がふたつに分散されてきましたので、それぞれに関しては、また改めて。



9月

消費税が上がりますね。(多分)
僕らの仕事は、結構スパンが長いものが多いです。
通常の住宅でも短くて1年、ちょっと規模の大きいものだと2年とかかかります。
そういうものの為に6ヶ月前ルールというものがあって、消費税が上がる6ヶ月前まで(9月末)までに契約すれば、その物件に関わる消費税は完成が来年の4月を超えても5%のままでいい、と言うものです。 ので、我々には来年の4月より、この9月末のほうが結構重要なラインなんですね。
とは言え、まだ消費税が来年の4月に上がるとは決まっておらず、この6ヶ月前ルールも前回の消費税UPの時の先例で、今回もそうだろうと言うものらしいです。
でも、まだ決まっていません。本当にこれでいいんでしょうか?



8月

出張で、朝早くの新幹線に乗りました。朝の6時とかそんな時間です。
結構ガラガラだと思っていたら、ほぼ乗車率100%でした。
そう言えば、品川に来るまでのJR線も結構混んでました。
皆さん、朝早くから結構当たり前に働いてるんですよねぇ。
設計事務所は朝10時くらいからと言う所が多く、なかなか世間の時間帯とズレているんだなぁと感じる次第です。
僕らは当たり前ですけれど、夜10時11時とかまで働いてるのも、もしかしたら世間からズレているんでしょうか。



7月

最近、ちょくちょく相談されるのが「用途変更」です。
用途変更自体はそんなに大変なことではありませんが、問題は「検査済証」がないと言う事がほとんどだと言う事です。
本当は「検査済証」だけあってもダメなんですよね。
「確認申請の副本」「確認済証」「検査済証」、この3つが揃って初めて、その建物が合法だと証明できるんです。
でも、ここまで求めるとほぼ絶望的です。
この3つは、建物の合法性を証明する為のとても重要な書類です。
でも、なかなか皆さんそういう認識がないんですねぇ。
どこかの調べによりますと、平成10年度で検査済証の取得率は約38%、平成17年度で76%だそう
です。
この数字をどう読むかはなかなか難しいと思います。そのあたりは、また次の機会にでも。



6月

ホームページが新しくなりました。
以前は、更新が滞るのは忙しい時だと言っていました。
また昨年には、そもそも構造的な問題があるとも言いました。それが解決しました。
ホームページで一番大事なこととは何でしょうか?
当然、いろんな意見や考えがあると思いますが、私は情報の鮮度だと思います。
要は、いかに更新されているかということです。そう言っておきながら、一番出来ていなかったんですけれど・・・。
なので、これからは今まで以上には更新されると思います。
でも、毎月更新するほどでもないんで、程々に見てください。。



5月

コンクリート打放しの仕上げはよくやります。
コンクリート打放しの仕上げをリクエストされることもよくあります。 でも皆さん、ホントのコンクリート打放し仕上げって見たことありますか?想像で申し訳ありませんが、ほとんどの方が知らないと思います。
どっかの、おしゃれなブティックやレストランの壁とか、コンクリート打放し風の仕上げは多々ありますが、あれは「風」です。簡単に言うとニセモノです。
本当のコンクリート打放しとは、コンクリートを打設した「まま」です。ゴツゴツと荒々しい、セメントと砂利の塊です。
古いビルの解体現場とかに出てくるコンクリートの、あれは大分老朽化していますが、それの完成した時を想像していただければ解ると思いますが・・・、想像できます?
多分解らないと思いますので、お会いした時にでもゆっくりとお話します。



4月

前回、土地の話が出たので、少し土地の選び方に関してお話したいと思います。
良い土地、と言われてどんな条件を考えますか?いろいろあると思いますが、敷地の南側に道路があって(南側接道)、角地とかでしょうか。こういう条件の土地は値段も高いですし、人気があるのは事実でしょう。
でも、この敷地が建築にとっていい条件なのでしょうか?答えは「NO」です。
簡単に言うと「北側接道」の角地でないほうが建てやすいです。詳しい話は省略しますが、都心部の一般的な条件で敷地で話しますと、法律で建物形状に制限が加えるられるのは、「道路側」と「北側」です。
ですので、南側接道の場合、北・南・角地の場合さらに東西どちらかの道路側の形状は制限がかかってきます。北側接道の場合は、道路と北が同一方向なので、制限が加わるのは1方向のみです。
また、南側接道が好まれるのは、南側に建物がないので日当たりがいいことです。でも、建物はありませんが道路があります。そこには見ず知らずの通行人がいます。
1階は玄関ですし、2階の日当たりのいい大きな窓には・・・、カーテンが常に閉まっていることでしょう。 こう考えると「北側接道」って良いと思いませんか?土地の値段も多分安いと思います。



3月

何かちょっと景気が良くなっているみたいですね。実態経済にどこまで波及しているかは甚だ疑問ですが、とにかくそうみたいです。
そうなれば仕事も増えてハッピーかというと、そうでもないみたいなんです。
景気が良くなれば、モノの値段もあがります。そもそも、今回の景気浮揚もそれが目的ですからそうなるんでしょう。
そうすると、そのうち土地も値上がりするだろうと思うのも当然の成り行きですね。
つまり現在、遊休地となっているところで事業をしようとするのではなく、値上がりした土地を売って利益を得るほうが儲かります。ので、今は土地を動かさないみたいです。 土地がなければ、建築はできませんから仕方がありません。少なくとも都心部では、ほぼ土地の値段で事業の内容は決まってしまいます。残念ながらそうなんです。 でも、土地がなければ建築はできないと言いましたが、本当にそうなんでしょうか?真剣に考えてみてもいいような気もします。



2月

工事が完成することを「竣工」と言い、その後「引渡し」を行います。では、この「引渡し」って何のことか考えたことはありますか?
まぁ、何となく建物がお施主さんに引渡されることだろうという想像はつくと思いますが、実はこれ非常に重要なことなんです。ので少しここでは、その概略を一般論ですがご説明します
。 工事をしている最中の建物の所有権は誰のものかご存知ですか?残念ながら、それはまだ施主のものではなく施工会社のモノなんです。つまり、所有権を施工会社から施主に移すのが「引渡し」なんです。
そこで、一番問題になるケースをひとつだけ。
「引渡し」前に施工会社が倒産したらどうなるでしょう?工事中の建物の所有権は施工会社ですから、施工会社の資産としてみなされます。
つまり、債権者に差し押さえられます。土地は施主のものですが、建物が乗っかっている以上どうすることもできません。
さぁ、困った。こんなことが起こります。
それ以外にも、いろんなことがありますが、それはまたの機会にします。ただ、「引渡し」という行為は、非常に大事なものですので、単なる儀式とか考えていてはいけませんので、ご注意を。。



1月

明けましておめでとうございます。
昨年はどんな年でしたか?今年はどんな年にしていきましょうか?
で、早々ですが、いろいろ大変です。トラブルや何やかんやが、ごった煮のように押し寄せてきます。そんな時にはどうするか?
落ち込んでいても仕方がありません。今が最悪の状態だから、後は上向くだけと言う考え方も何か違うような気がします。
そもそも、今が最悪の常態かというと、そんなことは誰にもわかりません。案外、悪いなりにも良い線を踏んでいるのかもしれません。
結局、それがどちらに向くかは自分次第なんです。自分の信じた道をひたすら信じて、そんな年にしていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。



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