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12月

私は独立して設計をしていますが、一人でなんでも出来ているわけではありません。
そんなこと当然なのですが、多くの人に支えられて、ようやく仕事ができています。
今年は、そんなことを痛感する1年でした。
反対に私は誰かを支えられているのでしょうか?
今年もいろいろな、ご相談をいただいた皆様に改めて感謝です。



11月

私が初期に設計させてもらった住宅のお施主さんから連絡がありました。
まだまだ半人前にも至らなかった私に設計をまかせていただいた恩人でもあります。
その住宅は、計画道路に敷地がかかっている案件で、どうやら計画道路の工事が施工される
みたいなんです。
それに伴い、解体と改修です。
もともと想定はしていましたが、当時と事情は変わっていますし、初めての経験です。
何より、声をかけていただいたことに感謝です。



10月

知り合いの不動産屋さんから相談がありました。
「小さな土地があるんですけれど。」
「8・・・、くらいなんですけれど。」
よく聞き取れなかったのですが、8坪はたしかに狭いです。
でも、まぁ何とかならないこともないでしょう。何とかするのが仕事です。
その後、資料が送られてきて敷地を作図すると・・・、何度見直しても「8m2」なんですね。
何とかなるんでしょうか?



9月

とある住宅メーカーの話を聞く機会がありました。
最近のお客さんの志向は、住宅にはお金を掛けないということらしいです。さみしいですね。
ということで、1000万円ちょっとみたいな価格帯のようです。
すごいですね、ちょっと私どもでは無理な範疇です。
また、〇〇設計だと555万円で家が建つようです。
もちろん、それなりの仕様と内容でしょうけれど、それでもすごいと思います。
違う世界と言っていないで、少しは向き合ってみないといけないかもしれません。



8月

とある大きな集合住宅を設計しています。
今までに経験してない規模なのですが、基本は今までの積み重ね、何とかなるにはなるんですけれど
大きいということは、それだけで大変ですね。
とにかく、ひとつひとつの作業に時間がかかります。
スケジュールに無理がありますって、小さな声で言ってるんですけれど、先方にも事情があります。
なのに、今月は急遽なインテリアの作業も同時進行です。
本当に大丈夫か。



7月

とあるインテリアの仕事を手伝っていました。
設計やデザインをする訳ではなく、アドバイス程度のサポートです。
まぁ、いろいろややこしいこともあるんですけれども、その辺りはお任せで気軽なものです。
なのに、またしても事態は急変です。
1ヶ月で設計まとめなくてはならなくなりました。今度は当事者です。
大丈夫か、夏。



6月

マンションの建替えをやっている知人(事業者)がいます。
マンションの建替えに悩んでいる知人(居住者)がいます。
でも、なかなかうまくいきません。
高度成長期に建てられたマンションは揃って建替えの時期に来ています。
昨今は高層マンションが建設ラッシュだったします。
ならどうするか?やらなければいけないことです。



5月

またまた店舗の内装の相談です。
今度は、限りなく時間がありません。急いでいます。
と言っても、こちらにも限界はあります。
事情と状況を説明しますが、お客さんにも事情があります。
こういう時って、素人のほうが強いですね。何も知らないほうが無茶が言えます。
そして、それを何とかしてしまう私が凄いのか、それとも、ただ断れないだけなのか。
いやいや、巻き込んで助けてくれる仲間のおかげですけれど、断らない私が迷惑なのかも・・・。



4月

とある店舗の開業の件で相談を受けました。
と言っても、いつもの設計ではありません。
居抜きの物件を使うのですが、内装はキレイにできているのでそのままで、必要な設備だけを
導入したいんですけれど、これがまた大変なことで。
あまりやりたい仕事ではないんですけれど、困っている人がいて、知人の紹介でもあり、別の
ところにも相談していたみたいなんですけれどうまく進まずみたいな状況では・・・、
何とかするしかないでしょう。
とは言え、なかなか難しい案件です。
そういう意味では、やりがいのある案件とも言えますが。



3月

田園調布の物件です。
田園調布には「田園調布憲章」というのがあって、法律に適合していても勝手に建てては
いけないんですね。
と言うことで、まずはお伺いから始めましょう。
結果は・・・、撃沈という言葉がこれほど似合うことはありません。
言いたいことは沢山あります。考えさせられることも沢山あります。
誰が悪いわけでもありません。きっと多分そうです。



2月

ちょっとしたショールームというか、プレゼンテーションルームの相談です。
デジタルサイネージなんかを取り入れたいそうで・・・。
名前は聞いたことありますが、意味も解りますが、実際のところは何もわかりません。
情報収集をして打ち合わせをしていくのですが、この手の技術はあっという間にすごく
進歩しますね。
昔の知識なんて全く通用しません。というか逆に中途半端な知識は邪魔なだけです。
とは言え、知らないでは済みません。
そういえば、ちょっと前まで「ISDN」とか「ADSL」なんてのが最先端だったことも
ありましたねぇ。



1月

とある集合住宅の計画です。
ボリュームを検討していくと、わりといい感じで積むことが出来ます。
そんな感じなので、不動産屋さんに問い合わせてみると・・・、なんだか要領を得ません。
餅は餅屋ということで、同業者の伝手をたどって情報を集めてみると、なんだかいろいろ
因縁のある土地のようで・・・。
実際に買い付けを入れているわけではないので非公式な情報ばかりですけれど、ややこし
そうな事情がありそうで。
土地は、ひとつとして同じものはありません。そんな事情もドラマのひとつだったりします。



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